読書感想文も10000円で書いてくれる、宿題代行が流行っているらしい

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去年あたりから、テレビに取り上げられたこともあったらしく、
宿題を業者がやってくれる「宿題代行業」の依頼数は増えています。

今年は2014年に比べてなんと4~5倍程度になるそうだから驚きですね。

さて、そんな宿題代行業の実態…どういったものなのでしょうか。

宿題代行業に依頼が殺到している理由

宿題代行業が忙しくなるのは、主に夏休みや冬休み、
自由研究から、計算ドリル、読書感想文までなんでも受け持ってくれます。

ひとつの宿題につき、自由研究や工作なら15000円前後
夏休みの友のようなドリルなら8000~10000円程度です。

これらのことを考えると、当然ですが子供が依頼しているわけではありません。
その親が依頼しているのです。さて依頼する理由は何でしょうか。

考えられることは以下のことです。

中学受験や、難関高校を受ける子たちにとっては、夏休みの時間は貴重です。
彼らは塾の夏期講習や家庭教師を頼み、切磋琢磨勉強しています。
そんな彼らにとって、計算ドリルは難易度が低すぎるだろうし、
わざわざ、毎日アサガオの観察をしている時間もなければ、
絵日記をつける暇もありません。

同様にして、スポーツチームに属する子たちもそうです。
朝から晩まで練習漬けです。この子たちもやはり時間がないのです。
しかし、一方で学校の調査書は悪くつけられたくない!ということから、
宿題代行業は人気があるのです。

代行するのはいいけど、先生にバレないの?

大手の宿題代行業はかなりそのへんの問題には力を入れています。
なんと、本人の筆跡を調査し、そっくりまねて書いてきます。
絵も同様に、本人の癖を調べた後、そっくりにして書いてくるのです。

このことから、100%にかなり近い確率でバレない状態にできます。
そもそも普通の学校なら、夏休みの宿題について
先生がそこまでチェックされることもありません。
また、中学受験をする子でしたら、黙認されるパターンもあるそうです。

最大の問題はモラルの問題

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お金を払えば、強制的な環境から抜け出ることができますし、
そう考える親が出てくるのは自然だと思います。

ただそれは一歩間違えれば、
「お金さえあれば、宿題はやらなくてもよい」ということを
子どもに示すことになります。

宿題をやらなければ、叱られて当然なのです。
学校は社会の縮図なのですからね。

宿題を代行してまで、良い学校に入ることが
本当にその子のためになることなのでしょうか。
肝心な「社会で生きる力」を教える機会をなくしてしまっているのはないでしょうか。

宿題代行については僕は反対ですが、それぞれ意見があるところだと思いますね。

ABOUTこの記事をかいた人

ふじわら先生

1980年6月26日生まれ。A型。 仙台市の学習塾「藤原進学塾」を運営しております。ボードゲーム「漁村においでよ!」「俺の街」「ぶたぶたこぶた」作者です。独自の楽しくアタマが良くなる知育パズル本も好評発売中。 自由でストレスのない生活を送るために、人生を楽しむための企画づくりを毎日のテーマとしております!