勉強しても成績が伸びない理由をまとめてみたよ

summer

息子が本当にバカで、小さい頃からずっと勉強させてきたのに全く身につかずに困っています。

実際、うちの生徒たちに聞いてみたんですよ。
「これこれこういう状況だけど、どうして成績が上がらないのかな?」と。

多くの子は
「子どもに勉強をする気がないから」や
「子どもに勉強の才能がなかった」というのが多かったですかね。

実際、僕の塾に来られるお母さんからもそういう話を聞いたりします。
知恵袋の方で様々な意見が出ていますので、今回は別な目線である
塾関係者から見た立場でお話していきましょう。

最初のきっかけは親の管理

子どもの成績が振るわない場合、家庭勉強をしていないパターンと
しているパターンの2種類が存在します。

信じられないかもしれませんが、深夜まで勉強をしているのに
成績が全く伸びないんですという声も聞かれます。

このパターンに多く見られるのは、
親御さんによる徹底した管理っぷりです。

親御さんがスケジュールをあれこれ頭を悩ませながら、
学習塾だピアノだスイミングだといろんな習い事をさせたがります。

塾に通い始めたら、今日は何ページまでやったのか、チェックし、
間違った問題は復習させる方もいらっしゃるほどです。

冒頭にあったお母さんもそんなタイプでしょうね。

子どもが勉強好きならいいんですよ。
でも、残念ながら管理すればするほど、やっつけ仕事になっていくんですね。
やってはくれますが、少しずつ勉強することに嫌悪感を覚えていきます。

極端な例ですが、毎日ゲームを必ず5時間以上するように義務づけたら
どうなるでしょうか。しかも、ゲームの言葉を親御さんが覚えたかどうか
チェックさせるシステムがあれば。

大抵の人はゲームをすることが嫌になるでしょうね。

自分で考える機会を奪わないこと

親でも誰でもそうですが、誰かに自分の管理を任せることは難しいことなんです。

例えば今日勉強した英単語を覚えているかどうか、
一番知っているのは自分なんですからね。

それを親が可能な限り把握しようとしたらどうなるか。

思春期にこれをやってしまったら、自立する機会が奪われます。
自立するということは自分しか知らない領域を増やしていくことなのです。

また、「心理的リアクタンス」という言葉もあります。

人は生来的に自分の行動や選択を自分で決めたいという欲求がある。しかし、それを他人から強制されたり奪われると、例えそれが自分にとってプラスの提案であっても無意識的に反発的な行動をとってしまう。

「遊んでばかりいないで勉強しなさい!」と親に言われたら

「今やろうと思ってたのに~」となり挙句の果てには
「お母さんのせいでやる気なくした!」と責任転嫁されるでしょう。

ですから、自分の問題は自分で解決するべきなのです。
親や学習塾はその手助けや方法を提示するべきであり、
強制したりするものではありません。

子どもは自分のアクセサリーではないのですから。

時間は貴重なものであることを理解させる

暗記教科であっても、分からない問題に対して、
「解答をチェックする」ことをしない子がいます。

解答を見ることに罪悪感といいますか、躊躇するのでしょうね。
それで無駄に時間をかけるんです。
効率の悪い方法で学習している、そんな自分の状態を意識できないのです。

勉強していないのに成績がいい子は
大抵の場合、時間の使い方が上手なんです。
悩むべき時に悩み、諦めもいい。

そんな時間の使い方の差が小学生高学年から
埋められない学力の差になっていくんです。

まとめ

・親にあれこれ管理させない
・子ども自身が考える機会を作ってあげる
・効率の良い時間の使い方を意識しよう

そう考えると、あくまでも学習塾も本人が行きたいと言って
初めて通うものなんですよね。

親御さんがあたかも義務であるかのように
「~しなきゃいけない」という言葉で縛ってくることのなんて多いことか。

自分で行動するからこそ、状態も理解できるし、楽しくなるのですけどね。

ABOUTこの記事をかいた人

ふじわら先生

1980年6月26日生まれ。A型。 仙台市の学習塾「藤原進学塾」を運営しております。ボードゲーム「漁村においでよ!」「俺の街」「ぶたぶたこぶた」作者です。独自の楽しくアタマが良くなる知育パズル本も好評発売中。 自由でストレスのない生活を送るために、人生を楽しむための企画づくりを毎日のテーマとしております!