ボードゲーム「世界の七不思議」の緑カード(科学建造物)における考察

nanafusigi

ボードゲームの名作「世界の七不思議」はうちの塾でもよく遊ばれていますね。

本当に何度やっても面白いゲームです。拡張版とともに楽しませてもらっています。
最近ですと、日本選手権もあるみたいですね。

さて、このゲームでカギを握る建物は実は緑カードだと思っています。
そこで、今回はこの緑カードの考察をすることで、戦略を考えてみましょう。

世界の七不思議の緑カードの威力は絶大

世界の七不思議における緑カードはコンパス・歯車・石版のシンボルがあり、
4種類のうち、枚数を集めれば集めるほど、お得になります。

得点は、シンボルの枚数の2乗の点数で、
1枚は1点、2枚は4点、3枚は9点、4枚は16点です。

また、3つのシンボルを揃えたとき、さらに1組につき7点が加算されます。

例えば、3種類のシンボルを3枚とも集めた場合、
9×3+7×3=46点にもなります。

この点数は赤を集めたときですと最大18点、
直接点数がもらえる青でさえ、各世代で3枚ずつ建設しても
最高で44点ですから、いかに強いかがわかるでしょう。

60点取れば、ほぼ勝ちが確定する7不思議の中で
46点までとってしまえば、あとは簡単です。

問題はこれら緑のカードをどのようにして揃えるかによります。

タッチ緑は有効な戦術

ここまでお話した限りですと、

「緑カードはまとまった場合は強いから、
 たくさん建築するか、いっさい建てないほうがいい」

そう考える人も多いのではないでしょうか。
実際、僕もそうでした。

しかし、緑カードにはもう1つ「チェーンがしやすい」側面があります。

簡単に言うと、第1世代第2世代の緑カードは次の世代の緑カードはもちろん、
赤や青カードのチェーンも持っていて、それらの建物が無料で建てられるということです。

ですから、リソースがあるのなら中途半端でも緑をやっておくのは有効な戦術です。

逆に言うと、なのですが、

第1世代や第2世代において加工品である灰色カードをコストとする
建物はほとんどが緑カードなのです。

つまり、灰色カードを所持しながら緑カードを建築しないのは
言ってみれば資源の無駄になりかねないということになります。

緑カードが向いている七不思議とは

以上のことから、最初に加工品をリソースとする文明である

「エフェソスのアルテミス神殿」
「ハリカルナッソスのマウソロス霊廟」
「アレクサンドリアの灯台」

これらの文明は緑カードをやるべきです。

アルテミス神殿は、お金が手に入る以上、
加工品がパピルスしかなくても隣から資源を借りやすいですし、

マウソロス霊廟は、ほかの人が捨てた緑カードを
再利用したりできるかもしれません。

アレクサンドリアの灯台は資源が豊富に出てきますので、
オールラウンダーなプレイが出来るでしょう。

第1世代の初手から可能なら動いてみてもいいでしょうね。

逆に「バビロンの空中庭園」は自分が選んだ科学シンボルを1つ獲得できますが、
そのコストとして、茶色の資源を大量に使う以上、
実は緑カードはやりづらいでしょう。緑タッチ程度が正解かもしれません。

まとめ

・緑カードはまとまるとゲームを決定しかねない威力になる
・半端に緑を建てても、チェーンしやすいので活用しやすい
・灰色カードを初期リソースとして持つなら、緑カードは有効な手段

他のプレイヤーに有効な緑を与えないことも重要です。
特にチェーン先の建築物は七不思議に使ったり、妨害で自分が建ててもいい
筆頭候補に当たる建物です。

子どもや初めてのプレイヤーは七不思議を作りたい一心で、
茶色や灰色カードを過剰に建築することが多いですが、

緑カードのことを頭に入れると勝率も必ず上がりますよ!