退職を決意してから1年の間に僕がやった6つのこと

taishoku

(※前回の続きです)
http://fujineta.com/2015/06/30/post-145/

退職を決意してから1年。
逆に言えば1年の月日が必要でした。

一番大きな理由は、「今受け持っている受験生に責任を持ちたい」
ということでしたね。

そして、周りの方々の助けがなければ、
うまくいかなかったと思います。

自分の塾は7年目になりますが、
90%の起業は3年以内に失敗してしまうという世の中。

参考になっていただければ幸いです。

退職への準備。運が良かったというのもありました

1.受験生に対するケア

越権行為になりますが、休みの日に受験生の子達と一緒に、
たびたび勉強会を行いました。

もちろん、お給料はもらっておりません。

ほとんどの子が快く参加してくれたのが嬉しかったです。
楽しかったですね。いい思い出です。

今思うと、うちの塾の基本方針はこのときに定まったんじゃないかな。
「勉強をやりたい子には、とことんやらせる」ということですね。

2.弁護士に相談

退職してから、塾側の不正行為を告発、
およびマスコミに公表しようと決めていました。

ただ、そのときは何の知識もない若造でしたから、
弁護士の方と相談し、必要なものを揃えていくことにしました。

弁護士さんは教えていた子のお父さんの方にいらっしゃいまして、
親身に無料で相談を頂きました。
今でも、本当に頭の上がらない方です。

3.内部告発に対する証拠集め

不正行為の告発には揺るぎない証拠が必要でした。
そうでないとマスコミも動いてくれません。

まずは成績データを数年分集めました。
これは協力してくれた親御さんがいたので、簡単でした。

よく見たら、数年分のデータですから、成績上位者に
架空の同じ名前の人もたびたび登場していました。
今まで、よくバレなかったなと。

そして、全国で成績管理をしている責任者との
言質を取るため、会話を録音させていただきました。

「仕方なくやっている」という姿勢でしたが、
どうして、状況打破しないんだろうと不思議でした。

4.会社に対する要求

退職する旨は法的期限ギリギリまで隠しつつ、
会社には以下の要求を行いました。

・雇用規則の制作
・社会保険の適用
・有給休暇の実施

どれも当たり前のことですが、どれもなかったのも事実でしたからね。
案の定、雇用規則は適当なものだったので、動きやすかったです。

有給休暇は子供たちに迷惑がかからないように、
半休の日を増やしたりしました。

今まで、有給なぞとったことがなかったので、
2年分、しっかりと休ませていただきました。

5.引き継ぎの資料作り

退職する際の引き継ぎ用のマニュアルを製作しました。

成績管理のデータの使い方などです。

と言っても、全員の成績管理は面倒になってきたのか、
結局は役に立たなかったんですけどね。

あとは、個人的に作っていた勉強用のプリントデータは
全て破棄しました。勤務時間ではなく、家で作っていたので当然ですね。

6.独立のための準備

塾の独立で最低限のものとして、

・信用できる教材
・塾のテナント(場所)

この2つはどう考えても必要でした。

模試の会社の方とは仕事時代仲良しだったので、
そちらで圧力をかけられることもなかったです。

某大手塾から独立すると塾から教材会社さんに圧力がかかり、
売ってもらえなくなるという話を聞いていたので、そこは慎重にしました。

幸い、協力者の方から教材会社さんを紹介してもらいました。
7年たった今でも、信頼しております。
あなたは沖縄の空の下、お元気でしょうか。

また、テナントはこれまたお子さんのお父さんに
不動産会社の社長さんがいらっしゃいまして、
格安で提供してくださいました。

こうして見ると、周りの人達にお世話になりっぱなしですね。
申し訳ありませんm(_)m

また、この話に関して相談に乗ってくださった塾長さんには
本当に感謝しております。

僕が言うのも偉そうな話ですが、
「一生懸命仕事をやっていれば、絶対に周りが助けてくれる」
というのは本当のことです。これは断言できます。

恩をかけていただいた方々は7年たっても忘れることはできません。
僕が恩返しできているかというと恥ずかしい限りですが。

退職を考えている方がもしいましたら、
まずは綿密な準備と、協力者を探してみましょう。
きっと状況は好転するはずです。