ボードゲーム教育に「村の人生」をオススメする理由

murajin

生徒たちとボードゲームをやっていると、しだいに上達していきます。
先生としては非常に嬉しいことです。

特に少し時間のかかる「拡大再生産」というジャンルがあるのですが、
このジャンルはゲームが進んでいくうちに、自分がパワーアップしていき、
選択肢が広がっていくタイプのゲームです。

このジャンルの中でも、オススメのゲームの1つである
「村の人生」を今回は紹介します。

「村の人生」の良い点

「村の人生」はざっくばらんに言うと、
自分の村にいる村人を行動させ、小麦やアイテムなどを集め
それを勝利点に変えていくようなゲームです。

このゲームの特色として、「寿命」とも言えるパラメータが存在し、
時間がコストとして内在します。時間を使いすぎると、
寿命を迎え、村人が死んでしまいます。

しかし、面白いのは、最初の方で死んでしまった村人は
「歴史に残った」こととなり、点数にもなるのが面白いところです。

このルールを鑑みながら、なぜこのゲームが教育用にいいのでしょうか。

手の上手さが如実に表れるゲーム

このゲームは残念ながら、運の要素が少なめで、
ほぼ間違いなく、「上手い手」を打ったプレイヤーが勝ちます。

そうなると、
「負けたほうはつまらないと感じてしまうのでは?」
という懸念がありますが、

このゲームはまず何をやってもゲーム中は楽しいと感じ、
負けてももう一回やりたくなる魅力があります。

それでは、なぜ魅力があるか。
「ひとつのジャンルにこだわることができる」
これが大変良い点です。

例えば村人を配置する際に、議会や冒険者、教会など様々な場所がありますが、
どの場所もこだわれば高得点を得ることができます。

ですから、相手が何を狙っているのかもわかりやすく伝わります。

ゲームのプレイングがまずかった子でも、
うまかった子のプレイから吸収することも多く、
やればやるほどプレイが上手くなります。

次の手を予測するゲームが基本

村の人生に限らず、
「次の自分の手を予測して、判断するゲーム」は
数多くあります。

「あそこで、馬もらって、次にそれを売ってポイントにしよう」
とか、子どもたちは考えるわけですが、
それがすごく面白いと考えてくれると、
不思議なことに学力は伸びてきます。

数学が分かりやすいですね。
特に図形の問題なんてのは、二手三手の計算をして、
答えを導き出すのが普通です。

http://fujineta.com/2015/06/29/post-128/

その中でも、他プレイヤーへの妨害が緩めで
割と自分の都合ばかり考えてもあまり差し支えのない
ゲームが「村の人生」かなと思うんです。

まとめ

・「村の人生」は教育上の観点から見ても良いゲームである
・次の手を考えるゲームは教育上優秀
・ほかのプレイヤーのやっていることが見えやすく、
 どんどんうまくなれるゲーム

「村の人生」は感想戦ができるゲームでもありますね。
1ゲーム90分はかかりますが、それでも僕は強くおすすめしたいです。
うちの塾では小学生高学年でもできますし、
ご家族でやってみてはいかがでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

ふじわら先生

1980年6月26日生まれ。A型。 仙台市の学習塾「藤原進学塾」を運営しております。ボードゲーム「漁村においでよ!」「俺の街」「ぶたぶたこぶた」作者です。独自の楽しくアタマが良くなる知育パズル本も好評発売中。 自由でストレスのない生活を送るために、人生を楽しむための企画づくりを毎日のテーマとしております!