僕が会社を退職した理由 自分の人生で一番大切なものに気づくまで

top_main

会社を辞める理由なんて人によってさまざまです。

人間関係がイヤになったり、

仕事関係で耐えられなくなったり、

育児で物理的に時間が取れなくなった

そんな人もいるでしょう。
今回は、僕が7年前に会社を辞めたときのお話をいたします。

会社を辞めようか、そんなことを考えている方の参考になれば幸いです。

辞めようと決心したのは退職から1年前でした

学習塾業界が全般的にブラック企業が多いというのもありますが、
僕のところは小さな会社だったので、よりそう感じるところはありました。

同じ系列であれば、いくつも同じ名前の塾はあるのですが、
本社に教材費を納め、経営は個人商店のような扱いだったからです。

具体的には、労災保険などの社会保障制度が無かったり、
そもそも就業規則や雇用契約書もありませんでした。

実際に退職する際に、
「君は正社員ではなく専属講師だから退職金なんて出ないから」
とも言われましたね。

僕は、我ながら甘い考えですが、それでもいいかなと思っていました。
給料が安くても、先生として教えていくのは楽しかったですし、
満足感もありました。会社を自分の力で盛り上げていきたい
気持ちも大きかったです。

しかし、その満足感も砂上の楼閣でした。
きっかけは研修で本社に行って気づかされたときのことです。

騙されていたという意識が強かった

塾グループでやっている模試の現場を見て唖然としました。

小学生も中学生も、架空の受験生をでっち上げ、
それを水増ししている不正行為でした。

そうした行為により、正しくない偏差値を出し、
それで進路指導をやっていた、そう思うと自分の心が痛みました。

何より、何年も知らずに騙されていた自分が許せませんでした。

自分が、日付が替わっても模試の問題を作り続けていたのは、
詐欺の片棒を担ぐためなんかじゃない!

研修から帰り、塾長に模試の実態について聞いてみたのです。

塾長の返答で独立を決心した

塾長の回答はこういうものでした。

「今は少子化で、どこの塾もおなじようなことをやっている」
「合格実績をごまかしている訳ではないし、
 偏差値も過去10年の受験生の成績から正確に出すようにしている」

違うんです。
僕が欲しかったのはそういう答えじゃないんです。

不正行為をしていたことを、なぜ今まで社員の僕に隠していたのか
不正行為のことを、保護者の方にどう謝罪するのか

模試なら他の教材会社さんでいくらでもやっているのに、
自分の系列に頼らざるを得ないのは、
面倒くさい「付き合い」からということも見えていました。

…じゃあ、自分で作ればいいじゃないか!

それが自分の退職を決めた一番の理由でした。

まとめ

・いまの仕事現場がやりがいと楽しさがあれば、
 勤務条件に目をつぶれる人も多い
・騙されていたと思うと、信頼を失うのは一瞬のこと
・環境が気に食わなかったら、自分で環境を変えれば良い

僕の場合は、非常にレアケースだと思いますが、
どこの仕事でも、不満は出てくるものです。

ならば、その不満に対してどう解決するか?
何もしないでいても環境は変わりません。

環境を変えるのは、自分自身なんですよ。