あえて給食費の未払いをする人の立場になって考えてみたwww

taihakuH220709

給食費3カ月未納で給食停止 通知後、支払い急増 埼玉

仙台市の給食というと、給食費の未納問題で質素な給食に
なってしまったというネタがあるくらいですが、
実際、宮城の給食費の未納問題は根強く存在します。

「払えるのに払わない」人もいる一方で、
東日本大震災による影響もまだあるというところでしょう。

では、未納問題の実質を考えるために
あえて、未払いをする人たちの立場になって考えてみましょう。

「時効になったら、払わなくていいじゃん」

払わないことで、請求がきますが、
時間が経ち、うやむやにできるかもしれません。

給食費の時効は2年です。

学芸の教育を行う者が、生徒の教育、衣食または寄宿の対価について有する債権は『2年間』これを行使しない時は時効により消滅する
(民法第173条3号)

しかし、2年間ただただ待っていれば支払い義務が消えるわけではありません。

法令の規定により行った納入の通知及び督促は通知・督促等自体に消滅時効中断の効果がある
(地方自治法第236条4項)

つまり、学校=地方自治体ですから、
学校側が督促状なり、なんなりのアクションをとれば、その時点で
時効はリセットされます。

…ですが、学校の先生は借金の取り立て屋ではありません。
払ってくれない家庭から支払わせるのは限度があるのです。

また、支払わない根本の理由として

憲法第26条
義務教育は無償にするとあり学校の経費はその設置者が負担する

というのがあり、
「じゃあ、学校は義務教育なんだから、給食は無料で当然でしょ!」
と考えているご家庭があるのも事実なのです。

さらに一部ですが、
「こちらが望んでいない給食(メニュー)なのだから、お金を支払う理由がない」
という声もあったりするのです。

では、昔は給食費の未納問題は存在していなかったのか

今になって騒がれるこの問題ですが、昔はどうだったのかというと、
もちろん、払わない家庭も存在してました。
急激に増えたわけではありません。あったとしても1%以下の変動です。

このように騒がれる根底には、給食費の徴収方法が変わったことが大きいのです。

僕が子供のころは給食費といえば定額制でした。
たとえ、祝日があろうが、学期末だろうが同じ金額だったんです。

ところが今は、(一食あたりの金額)×(給食の回数)だけ徴収されます。

宮城県は多くの場合、振込形式であり、さらに年間の実施回数を等分している自治体もあるので、ほとんどの方は気づきませんが、給食費は月ごとに変化するんです。

この方法は正しい方法であり、正確な金額を出すことができる一方で、
未納なんていないことを前提にしているわけですから、
払わない人がいると材料費が足りなくなってしまうのです。
(水道光熱費・職員給与は地方自治体の負担)

ところが昔の徴収方式ですと、祝日などの分で資金が余りますから、
未納が数人いたところで、カバーできてしまうんですね。
年度末に豪華な給食になったということを記憶している人も多いでしょう。

つまり、昔の徴収方式は「払わないズル」がまかり通っていた、とも言えます。

モラルハザードの温床になってしまうのは間違いない

先の例に戻りますが、僕個人は未納家庭に給食を出す必要はないと考えています。

そもそも、税金で給食費を出すことはできません。
現状として、給食は学校によって同じではないからです。
税金は公平に使われるべきという理念から外れますよね。

未納状態が続けば、踏み倒しできるかもしれないと思われている以上、
それはモラルハザードであるし、何より払っている人が不利益を被ります。
未納の家庭に来ている通知1枚だって無料じゃないんです。
背景に人件費が存在し、全体のサービス低下につながるのです。

家計が苦しくて、給食費が出せない?
日本には学業に対して支援制度は多く存在するのに、
そういうのを知らないまたは調べもしないっていうのは、
単なる親御さんの怠惰ではないですか?
そもそも支出に対する優先順位を間違っていませんか?

まとめ

・給食費は現状踏み倒せる可能性があるのが問題
・しかし、踏み倒しは大きなモラルハザードにつながる
・未納問題は全体のサービス低下につながってしまうから
 給食停止は賛成

給食費は材料費しかかかってなく、1食約220円ほどです。
220円ほどで食べられ、栄養バランスも考えられているのですから、
今の僕なら喜んで支払うでしょうね(笑)

揚げパンや、ミルメークがとてもいい思い出です。